SAKURA法律事務所(所在地:東京都港区、代表弁護士:道下 剣志郎は、2026年4月17日付で、フィリピン共和国マカティ市およびセブ市に拠点を有する総合法律事務所 DivinaLaw(Managing Partner:Nilo T. Divina)と、戦略的業務提携協定を締結いたしました。
本提携により、両事務所は、日本およびフィリピンを中核としつつ、ASEAN地域および周辺アジア諸国にまたがるクロスボーダー法務領域において、統合的かつ実効性の高いリーガルサービス提供体制を構築し、企業活動、投資、紛争解決その他の高度化する国際法務需要に対応してまいります。
業務提携の背景と目的
近年、フィリピンはASEANにおける成長市場としての地位を確立し、製造業、エネルギー、インフラ、IT・BPO、金融分野において外国投資の流入が顕著に増加しております。これに伴い、日本企業によるフィリピン進出および事業拡大は一層加速しており、他方でフィリピン企業による日本市場への参入や投資活動も着実に拡大しています。
このような環境下においては、単なる法制度の理解にとどまらず、規制運用、行政実務、商慣習を踏まえた実務的対応が不可欠であり、複数法域にまたがる高度な専門的知見と現地実務能力の融合が求められています。
本提携は、SAKURA法律事務所およびDivinaLawが、それぞれの専門性、人的資源、国際ネットワークおよび豊富な実務経験を統合し、長期的かつ持続可能な国際リーガルパートナーシップを構築することにより、依頼者に対し最高水準のクロスボーダー法務サービスを提供することを目的とするものです。
業務提携の内容
本提携のもと、両事務所は、以下の領域において体系的かつ継続的な協働体制を構築いたします。
クロスボーダー投資および企業進出支援の分野においては、日本企業のフィリピン進出に関する法人設立、ライセンス取得、投資スキーム構築、コンプライアンス対応等を一体的に支援するとともに、フィリピン企業による日本市場参入に対しても、制度対応および実務遂行を包括的に支援いたします。
国際取引およびM&Aにおいては、株式取得、事業譲渡、合弁事業の組成、デューデリジェンス、契約交渉およびリスク分析に至るまで、両国法制を踏まえた高度な共同対応体制を確立いたします。
金融・FinTech・デジタル資産領域においては、フィリピン中央銀行(BSP)規制、日本の金融規制および個人情報保護法制を踏まえ、暗号資産、デジタル決済、トークン発行、AML/CFT対応等に関する横断的な法務支援を提供いたします。
企業法務およびコーポレートガバナンスの分野においては、IPO支援、内部統制体制の構築、取締役責任対応、ESGおよびサステナビリティ開示、人的資本経営等について、国際基準に即した助言を共同で実施いたします。
国際紛争解決分野においては、仲裁、訴訟、調停手続における戦略立案、証拠構築、執行対応を含め、多言語かつ多法域対応型の紛争解決サービスを提供いたします。
さらに、不動産・インフラ開発、労働・移民法務、公益法務(人権・環境・外国人労働者保護)、および第三国展開を見据えた国際連携モデルの構築についても、段階的に協力関係を深化させてまいります。
パートナー事務所 DivinaLaw の概要
DivinaLawは、2006年にNilo T. Divina弁護士により設立された、フィリピンを代表する総合法律事務所の一つです。設立当初は少数精鋭の体制で発足しましたが、現在では100名を超える弁護士を擁する大規模事務所へと発展し、国内外の企業・金融機関・政府関連機関に対して高度な法務サービスを提供しています。
同事務所は、「迅速性」「先見性」「結果志向」を中核とするダイナミックな法務実務を掲げ、企業法務、とりわけ企業買収、M&A、企業再建の分野において顕著な実績を有しております。
取扱分野は極めて広範にわたり、企業法務、金融、建設、エネルギー、外国投資、証券、税務、知的財産、労働法、移民、行政規制、海事法、さらには刑事・民事訴訟、国際仲裁に至るまで、フィリピン法のほぼ全領域を網羅しています。
クライアント層も多岐にわたり、銀行・金融、製造業、エネルギー、医療、教育、不動産開発、テクノロジー企業等、各産業分野における主要企業を広く支援しています。
また、同事務所は、世界50か国以上に広がる国際法律事務所ネットワークであるLawyers Associated WorldwideおよびLegalinkのフィリピン唯一のメンバーファームであり、グローバルな案件対応能力においても高い評価を受けています。
さらに、プロボノ活動においても国際的に高い評価を受けており、Pro Bono InstituteのLaw Firm Pro Bono Projectにアジアで初めて加盟した法律事務所として、社会的責任の履行においても顕著な実績を有しています。
近時においては、Asia Legal BusinessによるEmployer of Choice 2025をはじめ、各種国際的評価において多数の受賞実績を有し、同事務所所属弁護士の多くがフィリピンを代表する法律家として国際的に認知されています。
Managing PartnerであるNilo T. Divina弁護士は、フィリピンにおけるトップ法律家の一人として広く知られ、国際的にも高い評価を受けております。
今後の展望
本提携により、SAKURA法律事務所は、フィリピンおよびASEAN地域における法務対応能力を飛躍的に強化し、日本企業の海外展開および外国企業の対日進出双方に対して、より高度かつ実務に即した支援を提供する体制を確立いたしました。
今後は、DivinaLawとの連携を基軸として、ASEANのみならず南アジア、中東その他地域への展開を見据えた多国間リーガルネットワークの構築を進め、国際法務における総合的な支援基盤を一層強化してまいります。
SAKURA法律事務所は、引き続き、依頼者の利益を最優先としつつ、国際社会における法の支配の実現と持続可能な発展に寄与することを使命として、戦略的リーガルパートナーとしての役割を果たしてまいります。
本件に関するお問い合わせ
SAKURA法律事務所
〒106-0032 東京都港区六本木一丁目4-5 アークヒルズサウスタワー4階
代表弁護士:道下 剣志郎
Website:https://sakura-lawyers.jp
DivinaLaw(提携事務所)
8th Floor Pacific Star Building
Sen. Gil Puyat Avenue corner Makati Avenue
Makati City 1200, Philippines
TEL: (632) 8822-0808
Website:https://www.divinalaw.com/