商標

Trademark

弊所には商標専門の弁理士が在籍しており、IT(SaaS、生成AIなど)、製造業、サプリ、美容、ゲーム、アパレル、フランチャイズ、自転車、コンサルなど様々な業界のクライアントへの対応実績があります。

商標権とは

商標権は、商品名/サービス名/会社名などの名称やロゴマークを保護するための権利です。
商標権を取得することで以下のような効果を期待できます。

・自社の商品名/サービス名/会社名と同一・類似の名称を他社が使用できなくなる
・他社の商標権を侵害していないことが明確になり、自社の商品名/サービス名/会社名などを安心して使用することができる

なぜ商標権が必要か

近年インターネットの普及により、商品やサービスに関する情報が瞬時に拡散する時代となりました。こうした時代背景もあって、自社の商品名やサービス名を競合他社にマネされたり、知らない間に他社と類似している名前を使用していたりするケースが急増しています。そのため、自社の商品名/サービス名/会社名などを自社ブランドとして保護することが極めて重要となっています。

商標権を取得していない場合、自社の商品名/サービス名/会社名と類似する名称を競合他社に使われてしまうケースがあります。
このような場合、自社ブランドが毀損したり、顧客が自社と他社を誤認混同して、顧客が他社に流れてしまう場合もあります。

また、他社から商標権侵害として訴えられ、自社の商品名/サービス名/会社名が使用できなくなるケースもあります。
実際に弊所のクライアントでも、他社から商標権侵害の警告をされ、協議の結果、会社名を変更せざるをえなくなったケースもあります。
このような理由から、ある程度の売り上げが立っている会社様であれば、商標登録は業種問わず必須だと考えております。
商標権を取得することで、他社に自社ブランドをマネされることなく、安心してビジネスを行うことができますので、どうぞお気軽にご相談ください。

また、例えば「断捨離」は登録商標ですが、このように、ビジネスコンセプトを商標登録する手法もあり、弊所ではビジネスコンセプトを保護する戦略的な商標登録のサポートを行うこともできるので、そのような場合でもぜひお気軽にご相談ください。

商標登録の重要性とタイミング

商標の取得は、会社設立や新サービスのローンチ前後に検討されることが多いですが、できる限りネーミングやロゴの決定段階で商標調査を行うことが望ましいです。
事前の調査を怠り、すでに第三者が同一・類似の商標を登録していた場合、後から名称変更を強いられるリスクがあります。これは企業のブランディングやマーケティング戦略に大きな損害を与える可能性があります。

商標とドメイン・SNSアカウントの関係

現在では、商標権の取得と同時に、ドメイン名やSNSアカウントの確保も不可欠です。商標として名称を守っていても、インターネット上で同一名称のドメインやアカウントを第三者に取られてしまうと、ブランドの統一性が損なわれます。
弊所では、商標登録と並行して、Webブランディングに関するアドバイスも提供しております。

商標登録の流れと期間

商標を出願してから登録されるまでには、平均で6〜8ヶ月程度かかります。審査の過程で拒絶理由通知が届いた場合には、意見書や補正書を提出する必要があります。このような対応をスムーズに行うためにも、専門の弁理士によるサポートは非常に有効です。弊所では出願から登録後のアフターフォローまで一貫して対応しております。

商標の種類と選定のポイント

商標には、文字商標、図形商標、結合商標、立体商標、音商標、色彩のみからなる商標など、さまざまな種類があります。自社のビジネスの特徴や展開を踏まえ、どのタイプの商標を選ぶかが重要です。
例えば、ロゴと社名を同時に保護したい場合は、文字商標と図形商標の両方を出願するケースもあります。

商標登録後の活用と更新

商標は登録して終わりではありません。更新は10年ごとに必要であり、その間にも使用実績を維持することが求められます。商標を適切に活用し、第三者による不正使用を監視する体制を整えることで、ブランドの信頼性を長期にわたり保持できます。

商標の取得をお考えの方へ

商品名やサービス名、ブランドロゴを守るために、商標登録は非常に重要です。ビジネスの成長と信頼性を高めるうえでも、早めの対応が将来のトラブル回避につながります。
商標に精通した弁理士と弁護士がチームを組み、出願から保護、万が一の紛争対応までトータルでサポートいたします。商標に関するお悩みやご質問がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。