弁護士等紹介

LAWYER
INTRODUCTION

中澤 礼

弁護士

AYA NAKAZAWA

経歴

桜蔭高等学校 卒業
慶応義塾大学法学部法律学科 卒業
慶応義塾大学大学院法学研究科 修士課程修了
情報誌制作会社 勤務
立教大学大学院法務研究科 修了
2012年 司法試験合格
2014年 都内法律事務所勤務
2023年 SAKURA法律事務所入所

私は、弁護士登録後の9年あまり、都内の法律事務所で、主に個人・中小企業の依頼者様からの様々なご相談に乗ってきました。損害賠償請求、債務整理、離婚、相続、交通事故、労務問題(主に使用者側)、不動産関連事件等、その内容は多岐にわたります。

私がご依頼を受けるときの基本姿勢は事件内容にかかわらず、依頼者様に寄り添い、将来を見据えて最善の提案をすることを心がけています。例えば、離婚問題では、女性・母親という立場で、より(女性の)依頼者様に共感を持ちつつも、必ずしも同化することなく、依頼者様やお子様の将来を見据えた提案を心がけております。と言うのも、私が関与してきた離婚事件では、ほとんどのケースで主たる生計維持者は夫であり、離婚によって妻や子供は大きな生活の変化を余儀なくされるからです。妻や子供にとっては、離婚は人生の中の一通過点に過ぎず、離婚後の生活を見据えた提案が必須なのです。

「訴訟は問題解決への一里塚に過ぎない」と、ロースクールで教わりました。9年あまりの弁護士業務の中で、この言葉の意味を痛感する場面に何度も直面してきました。上述した離婚問題は、その一例にすぎません。弁護士が提供できるリーガルサービスだけでは、依頼者様が抱えている問題そのものを終局的に解決できることはむしろ少ないかもしれません。それだけに、依頼者様に寄り添い、依頼者様にとっての「解決」に少しでも良い方向で寄与することが、私の使命なのではないかと感じています。そして、「先生に相談してよかった」と思っていただけることは、その第一歩だと思っています。

もう一つ、多くの法律相談をお受けしていた中で気付くことがあります。それは、市井の方が弁護士に繋がることがいかに難しいか、ということです。弁護士の数が増え、情報があふれ、法律事務所のホームページも百花繚乱の様相であるにもかかわらず、「もっと早く相談に来ていただければ、もっと違う提案もできたのですが」というケースも大変多いのです。リーガルアクセスを容易にし、より早い段階で、より依頼者様の負担感なく、リーガルサービスを提供することを模索し続けていきたいと考えています。