弁護士等紹介

LAWYER
INTRODUCTION

青井 隆徳

弁理士・博士(工学)

TAKANORI AOI

経歴

1989年 防衛大学校卒業
1997年 東京工業大学大学院総合理工学研究科(博士課程)修了
2000年 国内特許事務所入所
2006年 ブーズ・アレン・ハミルトン ジャパン(現Strategy&)入社
2009年 国内特許事務所入所(上海駐在)
2013年 知的財産コンサルティング会社 設立
2020年 弁理士登録
2023年 IP Fellows特許商標事務所に参画
2024年 SAKURA法律事務所に参画
私の知的財産に関する経験

私は、政府系研究機関において研究開発に携わった後、特許事務所に転職し、ドイツのマイスターのような「この道数十年」という特許技術者から徹底的に特許明細書について指導を受けました。そして、自らも特許技術者として、これまでに約500件の日本特許と約100件の国際特許に関する特許明細書のドラフティングを行ってきました。

その後、ご縁もあって、米国系の戦略コンサルティングファームのメンバーとして、グローバル企業の経営企画や事業戦略立案など企業経営の最前線での業務に携わることができ、ビジネスをより大局的に捉える経験ができました。

続いて、私は、2つの知的財産活用に関わる経験を積みました。

1つ目は、「中国」での知的財産活用です。中国は訴訟大国であり、特に工業製品や技術の模倣など知的財産侵害が多発していました。そのような中で、日本企業の中国事業を知的財産訴訟や行政摘発等を通じて支援する経験ができました。

2つ目は、「米国」での知的財産活用です。特許売買は、実質的に米国特許を中心にマーケットが形成されており、グローバルな特許訴訟に関しても、知的財産の権利者は、まず米国での訴訟を検討するなど、米国は、特許権の取引や訴訟などの知的財産活用が非常に盛んであり、私はそれを身をもって経験することができました。

そして、私は、中国と米国の知的財産活用を通じて、特許権が、現代の重要な財産権であることを再認識することができました。

私の目指す弁理士像

これまでの数多くの経験を経て、私は、「活用できる知的財産作りとその活用」を支援する知的財産専門家を目指しています。中小企業・スタートアップ企業であっても、強い知的財産を手に入れることができれば、大企業と互角に戦うことができます。それが知的財産の特徴です。

知的財産作りでは、どのように知的財産を活用して事業を遂行するかを最初からイメージすることが重要です。また、特許だけでなく、商標やノウハウなどの知的財産も織り交ぜて、その事業を保護することが重要です。

知的財産活用では、様々な活用オプションがあり、そのタイミングと方法が重要です。

私は、知的財産はビジネスに活用するために取得するものであり、取得した知的財産を巧みに活用することで、企業の成長を支援できる知的財産の専門家たることを常に心がけています。