LAWYER
INTRODUCTION
弁護士
TAKASHI IDA
東京大学経済学部経済学科卒業 |
大阪大学大学院高等司法研究科修了 及び司法試験合格 |
パリ政治学院公共政策大学院修了 及び東京大学公共政策大学院法律コース修了等 |
2002年 アーサー・アンダーセン東京オフィス入所 |
2008年 最高裁判所司法研修所修了及び弁護士登録 |
2008年 フレッシュフィールズ・ブルックハウス・ デリンガー法律事務所東京オフィス入所 |
2011年 井田綜合法律事務所開業 |
2022年 外務省経済局国際貿易課サービス貿易室 デジタル貿易班長 |
私は、2002年よりアーサー・アンダーセン(※現プライスウォーターハウスクーパース)に勤務し、業務プロセス再構築、組織再編などを中心とした経営改革業務に携わりました。
その後、2008年からは弁護士となり、フレッシュフィールズ・ブルックハウス・デリンガー法律事務所において、独占禁止法(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)や訴訟案件などを中心として、グローバルな金融機関や外国政府などが関与する案件等に従事いたしました。
2011年に井田綜合法律事務所を開業して独立後は、企業法務や一般民事を中心として様々な案件に従事して参りましたが、特にITベンチャー企業を含む中小企業の事業家の方々と仕事をさせて頂いたことは、今日に至るまでの当職の弁護士人生に大きな影響を与えております。
さらに、2022年から任期付で外務省経済局国際貿易課サービス貿易室デジタル貿易班長として職務に従事した期間は、主にデジタル貿易交渉案件に関与し、弁護士としては稀有な経験を積ませてもらったと自負しております。
近年、我が国を取り巻く経済環境や国際環境の変化は著しいものがございます。例えば、生成AI、ビッグデータ、ブロックチェーン、NFT、メタバース、暗号通貨といったテーマが連日ニュースに取り上げられていることはみなさまのご認識のとおりです。また、世界的に様々な技術が急速に発展しているだけでなく、その持続性確保の道筋も模索されています。
新しい知見やアイデアと伝統的な知恵とのせめぎ合いが、日本でも世界でも、至るところで生じており、そして、全ての人々がこの目まぐるしい変化の影響に直接向き合う時代となりつつあるように思います。将来の見通しは不確かであり、社会的な秩序そのものも変容しつつある今、今後の生活に対する大きな期待と不安が交錯しますが、同時に、新たな技術を中心とした時代の幕開けでもあります。
そのような時代において、私は、依頼者のために、創造的な解決策を常に提示できる法律家でありたいと考えています。
明確な解の見えない時代であるものの、新しい世界に対し、情熱を持って、新しい事象に積極的に踏み込んでいきたいと思います。
各国の規制動向や政策の見通し、裁判例の変容の方向性なども見据えながら、あり得べき様々な未来を視野に入れて、常に一歩早く動けるよう、全力で依頼者をお支え致します。
また、私は、企業案件だけでなく、個人の依頼者の方からの伝統的な案件にも多く従事して参りました。
私は、弁護士の重要な役割の一つは、全ての人が自分の意思と足で生きていくことができるように、依頼者をお支えすることだと考えています。
苦境を乗り越え、依頼者の方々が喜んで下さったとき、私も何物にも代えがたい喜びを共有できてきたように思います。
こうした気持ちを常に心に灯して、全ての仕事に向かっていきたいと考えています。